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京都五山送り火2016!起源や意味は?全部見れる場所は?

 
京都の夏の夜空を彩る京都五山送り火
 
有名な「大文字」の他にも5種類の文字や形の火が灯されます。
 
 

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祇園祭と並んで京都の夏の風物詩となっている京都五山送り火。
京都を囲む5つの山に順番に文字が点灯されていきます。
 
点灯した火が消えることで、夏の終わりを惜しむ行事なんだそうです。
ただ、文字や形の起源についてはわかっていないことが多く、諸説あります。
 
また、京都を代表する大人気のお祭りなので、当日は大変混雑します。
送り火がよく見える場所をあらかじめ確認しておきましょう。
 
 
そこで、京都五山送り火の起源・意味日程や開催場所、五山送り火を見やすい場所を紹介します!
 
 
 

京都五山送り火の起源・意味は?

京都五山送り火の起源や意味を紹介します。
 
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五山送り火はお盆に行われる京都の伝統行事です。
 
京都を囲む5つの山にそれぞれ「大文字」「左大文字」「船形」「鳥居型」「妙法」の形に火を灯します。
5つの山に5種類の送り火を焚く事から、「五山の送り火」と呼ばれるようになったのです。
 
 

五山送り火の起源・意味

五山送り火の起源は諸説あり、平安時代とも室町時代とも言われています。
 
この五山送り火は、先祖供養の一般信仰「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と結びついたものです。
お盆に帰って来たご先祖様を各家で供養後、再びあの世に送り返すという意味があります。
 
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また、厄除けのご利益があると信じられています。
送り火の灯を映した杯を飲むと中風にかからないと言われています。
 
 
 
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5つの文字の起源・意味

5つの文字や形の起源についてはそれぞれ次のような説があります。
 
 
 

大文字(右大文字)

 

弘法大師(空海)説

<平安時代初期>
大文字山ふもとの浄土寺が火災の時、本尊・阿弥陀仏が山上に飛翔し放った光明を弘法大師が大の字形に改めたとされています。
 
 

足利義政説

<室町時代中期>
足利義政が、近江の合戦で死亡した息子の義尚の冥福を祈るために始めたとされています。
 
 

近衛信尹説

<江戸時代初期>
1662年刊行の「案内者」に「大文字は三藐院殿(信尹)の筆画にて」との記述があります。
 
三藐院殿とは能書家の近衛信伊(このえのぶただ)のことです。
大文字は近衛信伊の筆画をもとにしているという意味です。
 
 

妙法

「妙」と「法」は別の山で火が灯されますが、2つで1セットです。
 
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Photo credit: sprklg via Visual Hunt / CC BY

 

日像上人説

<鎌倉時代末期>
日蓮聖人の孫弟子である日像上人が村人に法華経を説いたところ、一村あげて日蓮宗に入ったという言い伝え(桶泉寺の寺伝)があります。
その時、日像上人が西山に「妙」の文字を書いたことが起源とされています。
 
また、東山の「法」の字は、それよりも遅く江戸時代に日良上人が書いたと言われています。
 
 

船形

 

円仁説

<平安時代初期>
山麓の西方寺の開祖である円仁が唐留学からの帰路で、「南無阿弥陀仏」と書いた紙を海に投げて祈ると、暴風雨がやみ無事に帰国することができたという故事があります。
 
この故事にちなみ、船形の後光を持つ阿弥陀如来を西方寺の本尊に迎えたそうです。
その船形を模して始めたのが、船形の送り火といわれています。
 
 

疫病対策説

<平安時代初期>
疫病が流行した910年の盆に始められました。
東山の「大」に対し、「船」を「乗」と見なし「大乗仏教」を表したそうです。
 
 

精霊舟説

水塔婆(みずとうば)や供物を乗せる燈籠流しの精霊舟を模して始めたという説です。
 
 

左大文字

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Photo credit: izunavi via Visualhunt / CC BY

 

弘法大師(空海)説

<平安時代初期>
1665年刊の扶桑京華志と、1673~1681年の山城四季物語に記載があります。
 
扶桑京華志には「大文字、北山村の西山に火を以て大の字を燃す。伝えるところ、これまた弘法の筆画なり。左大文字、今日の町より北山をのぞんで左にあるところなり」と書かれています。
 
1665年に書かれた書物の中に「左大文字、京の町より北山をのぞんで左にあるところなり」と書かれていることから、この年代には左大文字があったとされています。
 
 

鳥居形

 

弘法大師(空海)説

<平安時代初期>
弘法大師が石仏千体をきざんで、その開眼供養を営んだ時に点火したことが始まりという説です。
 
 

稲荷大社の灯明説

伏見稲荷大社から山が見えることから、稲荷大社のお灯明として焚かれたと言われています。
 
 

鳥居本関係説

鳥居本にある愛宕神社の一の鳥居を模して始まったといわれています。
 
 
 

2016年の日程・開催場所

京都五山送り火の最新情報を紹介します。
 
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日程

2016年8月16日(火曜日)
 
 

開始時間・開催場所

夜の20時から順次点火されます。
 
○大文字  20:00点火
(京都市左京区浄土寺・大文字山)
○妙法   20:05点火
(京都市左京区松ヶ崎・西山と東山)
○船形   20:10点火
(京都市北区西賀茂・船山)
○左大文字 20:15点火
(京都市北区大北山・左大文字山)
○鳥居型  20:20点火
(京都市右京区嵯峨鳥居本・曼陀羅山)
 
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開催場所へのアクセスは次で紹介しますね。
 
 
 

五山が見やすい場所は?全部見れる場所はあるの?

せっかくなので、五山送り火を見やすい場所で見たいですよね。
ただ観光客も多く当日の移動は大変なので、どの送り火を見るかあらかじめ決めておきましょう。
 
送り火は1時間程度で燃え尽きます
移動しながらではなく、場所取りをしてじっくりと見るのがおすすめですよ。
 
では、どこから見るのがいいのでしょうか?
 
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文字ごとにおすすめの場所を紹介します。
 

大文字

 

鴨川堤・鴨川堤西岸

○場所
丸太町橋~御薗橋付近
○アクセス
出町柳駅、神宮丸太町駅 下車すぐ
 

白川通今出川周辺

○アクセス
出町柳駅 市バス17/203「北白川」下車すぐ
 

京都御所

○場所
清和院御門または寺町御門付近
○アクセス
出町柳駅、神宮丸太町駅 徒歩10分
 
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左大文字

 

西大路通

○アクセス
三条駅 京都バス63~65「円町駅」下車すぐ
出町柳駅 市バス102/203「北野白梅町」下車すぐ
 
 

妙法

 

北山通り

○場所
京都ノートルダム女子大学付近
○アクセス
叡山電車「修学院駅」 西へ徒歩20分
 

高野川堤東岸

○場所
河合橋~松ヶ崎浄水場付近
○アクセス
出町柳駅下車 北へ徒歩20分
 
 

船形

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賀茂川堤

○場所
北山大橋~西加茂橋付近
○アクセス
三条駅 市バス37「上賀茂御薗橋」下車すぐ
 
 

鳥居形

 

広沢池付近

○アクセス
三条駅 市バス10/59「山越」下車すぐ
 

渡月橋付近

○アクセス
嵐電(京福電車)嵐山駅 下車すぐ
三条駅 京都バス63/64・市バス11「嵐山」下車すぐ
 
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全部見れる場所

一度に全部見たいという方には次の場所がおすすめです。
ただし、場所によっては全部の文字が見えないところもあります。
 
 

京都駅ビル

京都駅ビルからであれば、五山をすべて見ることができます。
 
ただし、空中経路・大空広場は事前予約制です。
例年の応募期間は7/16~7/26頃となっています。
 
郵便はがき・専用応募用紙・ホームページから応募が出来ます。
全部一度に見たいというかたは申し込みしてみてはどうでしょうか?
 
 

イオンモール京都五条

五山送り火当日は、屋上が無料開放されます。
 
難点なのは、松ヶ崎方面の「妙」「法」は全く見えません。
他の山の文字はくっきり見えますよ!
 

 
 

出雲路橋と葵橋の間

「大文字」「妙法」「船形」の3つを見る事が出来ます。
 

 
○アクセス
地下鉄鳥丸線「鞍馬口駅」 約20分
京阪電鉄「出町柳駅」 約20分
 
 
 
五山を全部見渡そうとすると、送り火を行う山から離れてしまい文字がかなり小さくなってしまいます。
初めて見る方は、ひとつの送り火をじっくり見ることおすすめします。
 
 
 

まとめ

お盆の先祖供養と結びついている五山送り火。
 
それぞれの文字や形には様々な起源があります。
いつ、誰が、なんのために始めたのか謎が多いイベントです。
 
ただ今も昔も、ご先祖様の供養のための送り火に変わりはありませんよね。
 
送り火を見やすい場所を紹介しましたが、当日はかなり混雑します。
初めての方は早めに行って場所を確認しておきましょう。