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無期懲役とは?終身刑との違いは?意味をわかりやすく解説!



 
無期懲役ってどんな刑なの?
 
釈放される事があるってホント?
 
 

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犯罪を犯したら色々な刑が科せられますよね。
ニュースなどでも、無期懲役という言葉をよく聞きます。
 
無期懲役といえば、一生刑務所の中というイメージがあるけど、実際はどうなんだろう?
無期懲役でも釈放されると聞いた事あるけど、本当なのかな?
 
無期懲役と似たような刑で、終身刑というのもありますよね。
無期懲役と終身刑は何が違うのでしょうか?
 
また、無期懲役にはマル特無期というのもあります。
日本の刑罰について、知っているようで知らないですよね。
 
 
そこで、無期懲役について、無期懲役と終身刑の違いマル特無期について詳しく紹介します!
 
 
 

無期懲役とは?釈放されるってホント?

無期懲役とはどんな刑か正しく理解していますか?
釈放されることもあるってホントなのでしょうか?
 
 

無期懲役とは?

無期懲役とは、期限を決めずに懲役刑に処す刑罰の事を言います。
つまり、刑期が一生涯に渡ること(受刑者が死亡するまでその刑を科すということ)を意味します。
 
日本の有期懲役の年数は20年と決められています。
それを超えるであろう重い犯罪に対しては、無期懲役または死刑が法定刑で定められています。
 
 

釈放される?

次に、無期懲役でも釈放されるのかを見ていきましょう。
 
 
無期懲役刑の人でも、以前は10数年で仮釈放を許可された例が少なからずありました。
特に、1980年代までは相当数ありましたが、1990年代以降次第に変化していきました。
 
2003年以降では、仮釈放を許可され出所した人全員が20年を超える期間、服役していました。
仮釈放を許可された人における刑務所在所期間の平均は、1980年代では15~18年でしたが、1990年代からは20〜23年となっています。
 
2004年以降では、一貫して25年を超える在所期間となっています。
仮釈放の許可にはかなり慎重になっており、近年では30年が仮釈放の基準となっているようです。
 
 
近年の仮釈放者数と、服役していた平均年数は次のようになります。
 
 仮釈放者数平均服役期間
2010年7人35年3か月
2011年3人35年2か月
2012年6人31年8か月
2013年8人31年2か月
2014年6人31年4か月
 
仮釈放中でも、残りの刑期の間は保護観察をつけられます。
そのため、無期懲役を受け仮釈放された人は、一生涯保護観察処分となります
 
 
 
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無期懲役と終身刑の違いとは?

無期懲役と終身刑、似ているようだけど、何が違うのでしょうか?
 
 
無期懲役とは、期限を決めずに懲役刑に処す刑罰です。
釈放されない限りは、刑期が一生涯に渡ります。
 
一方、終身刑とは、刑期に上限の無い懲役刑です。
つまり、終身(死ぬまで)刑期が続く刑罰の事です。
ちなみに、日本には終身刑は存在しません。
 
 
終身刑には仮釈放が認められる「相対的終身刑」と、仮釈放が認められていない「絶対的終身刑」があります。
海外では、恩赦などの例外を除き、社会復帰のない「絶対的終身刑」がある国もあるようです。
 
仮釈放のある相対的終身刑と無期懲役はほぼ同じ意味合いになります。
 
 
 
 
先ほど紹介したように、日本で無期懲役の人が仮釈放される平均服役期間は約30年となっています。
例えば、30代40代で無期懲役に科せられた場合、仮釈放される頃には70代・80代の年齢になっています。
 
無期懲役に科せられた年齢が更に上であれば、仮釈放とはいえ、生きて出所できるかも分かりません。
そういう意味では、無期懲役と終身刑の違いはほとんどないとも言えます。
 
 
 

マル特無期ってどんな刑?

マル特無期とはどのような刑なのでしょうか?
 
 
 
無期懲役の人が仮釈放される場合、検察庁が審査を行います。
この時、検察が「死刑に準じる」と判断した無期懲役事件を「マル特無期事件」と指定し、仮釈放に関して特別に慎重な審理を求める運用をしているようです。
 
マル特無期事件の指定の対象は、死刑求刑に対して無期判決が確定した場合や、特に悪質と判断した事件、再犯の可能性が高い場合などです。
 
 
それならば、仮釈放がない終身刑(絶対的終身刑)にすればいいのにと思いませんか?
しかし、日本には終身刑がありません。なぜでしょうか?
 
 
現在日本では、仮釈放の可能性がない終身刑の導入が議論されています。
 
仮釈放のない終身刑のメリットとしては、再犯防止を保証できること、刑務所において生涯罪を償う事が保証されていることなどが挙げられます。
デメリットとしては、受刑者が自暴自棄になり人格が崩壊しやすくなる恐れがあること、受刑者が「一生出られない」という理由で開き直り、従順さを失い強圧的になり管理が困難になることなどが挙げられます。
 
終身刑を巡り、メリットを重視する立場の人たちから支持する意見が表明されている一方で、死刑廃止派の一部から死刑と同様に人道上問題が大きいという意見が表明されています。
 
刑務所の秩序維持や収容費用といった面から、終身刑の制定に疑問をもつ意見もあります。
メリットデメリットを踏まえて、今もなお議論されています。
 
 
 

まとめ

無期懲役とは、期限を決めずに懲罰に処することを言います。
無期懲役の場合でも仮釈放が認められていますが、近年では、服役期間の平均が30年近くになっています。
一方、終身刑とは、死ぬまで刑期が続く事を言います。
 
無期懲役で仮釈放されるまでは約30年です。
年齢にもよりますが、生きて出所できるかも分かりません。
その点では、無期懲役と終身刑に違いはあまりないようです。
 
無期懲役の場合、仮釈放される場合もありますが、検察が「死刑に準じる」と判断した無期懲役事件を「マル特無期事件」と指定し、仮釈放に関して特別に慎重な審理を求める運用をしているようです。
日本には終身刑がありませんが、現在議論されているようです。