花粉症の時期・ピークはいつまで?この辛さはいつ終わるの?
寒い冬が終わり春が来るのは嬉しいけど、毎年この季節がやってきますね。
そう!花粉症の季節!
このつらい症状はいったいいつまで続くのでしょうか?
毎年訪れる花粉の季節。
あのつらい花粉症を思い出しただけでくしゃみが出てしまいそうですよね。
花粉が飛ぶのは避けられないなら、せめていつまでの辛抱なのか知っておきたい!
いつから花粉が飛び始めて、いつがピークで、いつまで花粉は飛び続けるのでしょうか?
私たちを苦しめる花粉の種類、花粉症の時期や地域別の花粉症ピーク時期を紹介します!
花粉の種類
スギ花粉はよく耳にしますが、花粉には他にどんな種類があるのでしょうか?

代表的な花粉はスギ・ヒノキ・カモガヤ・ブタクサなどです。
この他にも花粉症の原因になる植物はまだあります。
花によって咲く季節が異なるため、花粉の時期もそれぞれ違います。
季節ごとの花粉を紹介していきますね。
春の花粉
ネズ・シラカンバ・ハンノキ・オオバヤシャブシ・コナラ・リンゴなど
夏の花粉
カモガヤ・オオアサガエリ・ハルガヤ・ホソムギ・スズメノカタビラなど
秋の花粉
ヨモギ・ブタクサ・オオブタクサ・カナムグラ・ヒメスイバ・ギシギシ・カラムシなど
花粉は春のイメージでしたが、夏や秋も花粉は飛んでいるんですね。
もしかしたら、冬以外はずっと花粉症に悩まされている方もいるかもしれませんね。
花粉症の時期っていつからいつまで?
夏や秋にも花粉は飛散していますが、やはり花粉症のピークは春です。
スギやヒノキなど樹木の花粉が飛び始め、花粉飛散量はピークをむかえます。
そんな春の花粉が飛ぶ時期をまとめてみました。
種類 | 時期 | 地域 |
スギ | 2月~4月 | 北海道を除く全国 |
ヒノキ | 3月~5月 | 関東より南 |
ネズ | 4月~5月 | 北海道を除く全国 |
シラカンバ | 4月~5月 | 関東より北 |
ハンノキ | 1月~6月 | 全国 |
オオバヤシャブシ | 3月~4月 | 関東 |
コナラ | 4月~5月 | 全国 |
リンゴ | 4月~5月 | 東北 |
次に、多くの人が悩まされるスギ花粉が飛散する時期を説明します。

スギ花粉は早ければ1月の暖かい日には飛び始めます。
2月から3月は特に多くのスギ花粉が飛散します。
関東地方は2月から4月の約3か月間に特に多くのスギ花粉が飛散します。
なぜ他の地域より1か月多いのかと言うと、気流が関係しているようです。
上空の空気は「西から東へ」流れています。
関東の西にある山梨や長野など、山の多い地域からたくさんの花粉が気流にのって関東に流れてくるのです。
では「目の痒み・鼻水・鼻づまり」などのつらい症状からいつになったら解放されるのでしょうか?
花粉の飛散量が落ち着てくる時期は3月中旬から4月末にかけてだそうです。
もちろん、急に花粉がなくなる訳ではありません。徐々に飛散量が減ってきます。
6月初旬には飛散量も更に落ち着いてくるでしょう。
この時期になれば多くの方は花粉症のつらい症状から解放されているのではないでしょうか。
地域別 花粉症のピークはいつ?
春の花粉の中でも代表的なスギ花粉の地域別ピークを紹介します。

地域 | ピーク |
東北地方 | 2月下旬~4月中旬 |
関東地方 | 2月初旬~4月末 |
東海地方 | 2月下旬~3月中旬 |
関西地方 | 2月下旬~3月末 |
九州地方 | 2月中旬~3月中旬 |
だいたいどこの地域も2月頃からがスギ花粉症のピークのようですね。
敏感な人はこの時期よりも早く花粉症の症状が出ているかもしれませんね。
まとめ
地域によって多少のずれはあるものの、2月から3月が一番花粉飛散量がピークとなります。
そして、3月中旬から4月にかけて落ち着いてくるようですね。
それにしても、花粉症の原因はスギ花粉だけではなかったのですね。
意外だったのが、リンゴの花粉です。
美味しいリンゴですが、リンゴ花粉症の方にはつらそうですね。
早めの対策をして、少しでも快適に過ごせるといいですね。