夏バテ症状チェック!吐き気や頭痛は要注意!対策方法とは?
暑い夏、体がだるくなる夏バテは誰もが経験があるかと思います。
たかが夏バテ、されど夏バテ!甘くみたらダメですよ!!
しっかり夏バテ対策をしましょう!
暑い夏の季節がやってきましたね。
毎日冷房の中で過ごし、外に出ると一気に疲れがきませんか?
体のだるさや、食欲不振などがあれば、夏バテかもしれません。
でも、なんとなくダルいなと思いながらもこれといった対策をしない方も多いと思います。
中には夏バテになっていることを自覚していない方も。
そこで、夏バテの症状や原因、夏バテの予防・対策方法を紹介します!
夏バテの症状とは?特に注意すべき症状は?
夏バテにはどんな症状があるのでしょうか?
中でも特に注意すべき症状を押さえておきましょう!

全身のだるさと疲労感
夏バテの代表的な症状といえば、全身のだるさと疲労感ですよね。
なんとなく体がだるく疲れが取れにくい日が続きます。
また、暑さによって睡眠不足になることもあります。
睡眠不足で疲れを回復できず、だるさや疲労感が増していくような悪循環に陥る場合もあります。
消化機能の不調
自律神経のバランスが崩れることで消化機能が低下し、胃痛や下痢、便秘の症状が出ます。
便秘だと思っていたら、急に下痢になる事もあるようです。
食欲不振
消化機能の低下により、食欲不振になります。
体に必要なエネルギーやビタミンを摂取できず栄養不足になることも多いです。
栄養不測により、だるさや疲労感が増します。
頭痛・吐き気
夏バテの症状の中でも特に注意すべき症状は「頭痛」と「吐き気」です。
頭痛や吐き気は、熱中症の初期症状の可能性もあります。
夏バテと違い、熱中症は重症化すると命の危険性もありますので、注意してください。
頭痛や吐き気が続くようであれば、一度病院で診察を受けることをおすすめします。
夏バテの原因
夏バテの原因は大きく2つあります。

原因① 過度な冷房
夏の暑い日は、冷房の温度を下げ風を強くしますよね。
これが自律神経にとって良くありません。
自律神経は暑いと感じると汗が出るように毛穴を開いたり、血管を広げる働きを行ないます。
暑い屋外と冷房の効いた室内を何度も出入りすると、自律神経が状況を把握できず上手く機能しなくなります。
これが原因で自律神経のバランスが乱れ、体温を調節できずに夏バテとなるのです。
また、冷房の効きすぎた室内は自律神経の乱れ以外にも悪影響があります。
暑い屋外から冷えた室内に入ると、涼しく気持ちが良いですよね。
しかし、冷えすぎた室内に長くいると体温が奪われ、体が冷えてしまいます。
体が冷えると血液の循環が悪くなるため、体の隅々まで栄養が行き渡らなくなり、疲れやすくなります。
また、血液の循環が悪くなると頭痛を引き起こします。
そのため、体を冷やすと疲れやすく頭痛もする夏バテとなってしまうのです。
原因② 塩分・ミネラル不足
暑い時は汗をかきますよね。
体の働きとしては自然なことですが、汗をかくと体の水分と一緒に塩分やミネラルも失われます。
塩分やミネラルが足りなくなると、内臓の働きが鈍くなり食欲が落ちてしまうのです。
そして、食欲が落ちると暑さに対抗する体力がなくなり、疲れやすくなる原因にもなります。
また、塩分やミネラル不足により胃腸が弱るため、下痢になりやすく、食事が取りにくくなることで便秘にもなります。
症状が進むと吐き気も引き起こし、更に食べることができず衰弱してしまいます。
夏バテの予防方法・対策方法
夏バテなんて嫌!どう予防し、どう対策したらよいのでしょうか?
予防方法
まずは、夏バテしないように予防しましょう。
夏バテしない体をつくるためにはしっかり食事を取り、たっぷり睡眠をとることが大切です。
また、自律神経のバランスを崩さないためにも、クーラーや扇風機を使用する時は直接風が当たらないようにして下さい。
少しでも体調不良になったら、できるだけ早く寝るよう心がけましょう。
ベタですが、これが一番です。
対策方法
それでも、夏バテになってしまった場合の対策方法を紹介します。
まずは、食欲がないとしても、食べられるものを少しでも食べましょう。
グレープフルーツなどの柑橘類や豆類、豚肉、レバーなどビタミンやミネラルが豊富で栄養価の高い食べ物がおすすめです。
どうしても食べる気が起きないというときは、夏野菜を試してみてください。
トマト・きゅうり・かぼちゃ・ゴーヤなどの夏野菜は、夏バテしていてもさっぱりとして食べやすいです。
少しずつでいいので食べてくださいね。夏バテが悪化してしまいます。

頭痛・吐き気の対策方法
夏バテで特に注意すべき「頭痛」と「吐き気」の対策方法を紹介します。
○頭痛対策
夏バテからくる頭痛への対策方法は、体を温めることから始めましょう。
冷房の設定温度は25度ぐらいにしましょう。体には最適な温度です。
冷房の温度調整ができない場合は、長袖のカーディガンとひざ掛けを使用して冷えから体を守ってください。
冷え対策には足首、手首など「首」のつく部分を温めるのも効果があります。
また、水分不足も頭痛の原因となります。
暑い季節は冷たい飲み物が美味しいですが、飲みすぎには注意してください。
外出から戻った際など、体が暑い時は最初の1杯は冷えた飲み物にし、あとは温かい飲み物にしましょう。
頭痛対策に効果的です。
○吐き気
胸のムカつきなど吐き気の症状がみられたら、水分補給を心がけてください。
この時、冷たい水ではなく、あまり冷えていないスポーツドリンクが理想です。
冷たすぎると胃に刺激を与え、吐き気が強くなる恐れがあります。
水よりもスポーツドリンクを勧めるのは、水よりも体への吸収率が良いからです。
吐き気がする際は一度に沢山飲むのではなく、噛むようにゆっくり口に含みましょう。
まとめ
夏バテにならないためにも、夏の暑い日には食事と睡眠をとるよう気をつけてくださいね。
また、冷房の効いた部屋にずっといるのは体が冷えて良くありません。
適温を心がけ、自分の体は自分で守るようにしてください。
頭痛と吐き気が続くようだと、夏バテより重い熱中症の疑いもあります。
そのときは病院に行くようにしてくださいね。