麦茶の効能と成分!最も効果的な飲み方とは?
暑い夏には良く冷えた麦茶が美味しいですよね。
麦茶には嬉しい効能がたくさんあり、その価値が見直されています!
夏の飲み物といえば、麦茶が定番ですよね。
いままでなんとなく飲んできた麦茶ですが、実は体にいい成分が多く含まれています。
そのため、たくさんの効能があり、いま麦茶のすごい力が注目されています。
夏だけでなく、一年中飲む価値がありますよ!
麦茶に含まれる成分・影響、麦茶のすごい効能や効果的な麦茶の飲み方を紹介します。
麦茶に含まれる成分・栄養
香ばしい香りの麦茶には、どんな成分や栄養が含まれているのでしょうか?

100mlの麦茶に含まれる成分
ミネラル
○カリウム 6mg
○ナトリウム 1mg
○カルシウム 2mg
○リン 1mg
○亜鉛 0.1mg
三大栄養素
○タンパク質 0g
○脂質 0g
○炭水化物 0.3g
ビタミン
○ビオチン 0.1μg
脂肪
なし
アミノ酸
なし
その他
○鉄分 0.01mg
○食物繊維 240mg
○リノール酸 220mg
ミネラルや食物繊維を含んでいるので、麦茶にも栄養があると言えます。
しかし、三大栄養素はほとんど含まれていないので、麦茶はノンカロリーです。
ダイエット中の方もカロリーを気にせず飲めますね。
麦茶のすごい効能
では麦茶にはどんな効能があるのでしょうか?

ノンカフェイン、保存料・甘味料なし
麦茶にはカフェインが含まれていないので、赤ちゃんからお年寄りまで飲む事ができます。
妊婦の方もノンカフェインなので飲みやすいですよ。
保存料や甘味料も含まれていないので安心です。
生活習慣病を防ぐ
麦茶には優れた抗酸化作用があります。
生活習慣病の「がん」「心筋梗塞」「脳卒中」などの原因を抑える働きがあります。
胃の粘膜の保護
胃の働きが弱くなると、自分の胃液に耐えられなくなり胃を傷つけてしまいます。
麦茶には胃の粘膜を守ってくれる働きがあります。
血液をサラサラにする
麦茶に含まれるアルキルピラジンという成分が血栓や血がドロドロになるのを防いでくれます。
この働きにより、血液をサラサラにしてくれ冷え性の予防にもなります。
虫歯の予防
麦茶にはバクテリアの定着を予防する効果があります。
虫歯の原因とされるミュータンス菌に効果があるので、麦茶を飲んでいると虫歯になりにくくなります。
ただ、日頃の歯磨きはしっかりしてくださいね。
疲労回復効果がある
麦茶に含まれるミネラルと血液をサラサラにする効果によって、夏バテ防止・疲労回復に繋がります。
美肌効果
ミネラル成分の亜鉛には、美肌効果があります。
シミ・そばかすを防ぐ効果がます。
効果的な麦茶の飲み方
麦茶を作る時、水から作っていますか?
麦茶をさらに美味しく効果的に飲む方法がありますよ!

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麦茶を作るときは煮だしがおすすめです。
煮だして作ることで有効成分を出しきり、麦茶の効果を最大限に引き出す事ができます。
煮だすことでコクと風味も増しますよ。
ティーパックタイプの煮だし方
やかんでお湯を沸かし、ティーパックを入れます。
火を止めて30分ほど放置します。
その後ティーパックを取り出し、冷えたら容器に移して冷蔵庫に保存します。
ティーパックは必ず取り出してくださいね。
冷えるまで長い時間ティーパックを入れておくと、麦特有の苦みとエグ味が増してしまいます。
麦茶は傷むのが早い飲み物です。
夏場は室内に半日置くだけでも傷む場合もあります。
冷蔵庫での保存も2日を目安に飲みきるようにしましょう。
まとめ
何気なく飲んでいた麦茶。
ノンカロリーなのに、虫歯予防や美肌効果があったとは驚きです。
小さいお子さんがいる家庭でも皆で飲めるのがいいですね!
麦茶の効能を引き出すためにも、麦茶を作るときは煮出して作ってくださいね。