高校生が身長を伸ばす方法!努力をすればまだ伸びる!
成長が止まっちゃった?
高校生になっても身長はまだ伸びるよね??
中学生の時にあまり身長が伸びなかった。
このまま成長が止まってしまうの?まだまだ身長が高くなりたい!
身長が低いとバカにされるし、高いほうがカッコイイ!
なんで自分だけ身長が伸びないんだろう?
高校生になっても、身長はまだ伸びるよね?
高校生で身長を伸ばしたいと思っているあなた!
身長が伸びるメカニズム、高校生の身長を伸ばす方法を紹介します。
身長が伸びるメカニズムとは?
身長はどうやって伸びているのでしょうか?
身長が伸びるメカニズムを説明しますね。

身長が伸びるという事は骨が成長しているということです。
人間の骨格の中で、もっとも大きく成長する部分はどこでしょうか?
太ももの大腿骨や、すねの部分の脛骨など長骨と呼ばれる部分です。
長骨が伸びることで身長が変化します。
この長骨の先端部分の関節付近には隙間があります。
その隙間の部分は「骨端線(こつたんせん)」と呼ばれ、間に軟骨のような組織が詰まっています。
骨端線の間の軟骨組織は成長ホルモンの指令を受け、栄養素を取り込むことで増殖していきます。
そして、増殖した軟骨組織は、隙間を押し広げながら少しずつ硬い骨組織へと変化していくのです。
その結果、長骨全体の長さを伸ばし、身長が伸びていきます。
大人になると、骨端線の部分は堅い骨になってしまい伸びなくなります。
そうなると、身長の伸びも止まってしまいます。
高校生でもまだ身長は伸びる?
高校生でも身長が伸びる可能性はあるのでしょうか?

人間の体は、子供から大人へと身体が変化します。
特に、体格が大きく変化しやすい時期を成長期と言います。
一般的に成長期とは、思春期を迎えたあとの3~4年間を言います。
男子は中学生~高校生頃、女子は小学校高学年~中学生頃が成長期です。
この時期に、身長が急激に伸びることが多いです。
高校生の時期は、男女ともまだ身長が伸びる可能性があります。
上記で説明した「骨端線」が残っている時期までは身長が伸びます。
通常は男子で17歳~18歳、女子で15歳~16歳ぐらいまでです。
高校生でも成長期の過程であれば、十分身長が伸びる要素を持っています。
高校生の身長を伸ばす方法
高校生でもまだまだ身長が伸びる可能性はあります。
では、どうすれば高校生の身長を伸ばすことができるのでしょうか?

身長を伸ばすためには睡眠・食事・運動が大切です。
多少の努力も必要ですので、身長を伸ばすためにもがんばりましょう。
睡眠
身長を伸ばすためには「成長ホルモン」が必要です。
そして、成長ホルモンは寝ている間に多く分泌されます。
成長ホルモンがきちんと分泌されないと、食事や運動をしても身長が伸びることに結びつきません。
睡眠不足はもちろん良くありません。
しかし、ダラダラとたくさん眠れば良いというものでもありません。

睡眠の質がとても大切です。
睡眠には、浅い眠り(レム睡眠)と深い眠り(ノンレム睡眠)があります。
深い眠りは、脳と身体がしっかりと休んでいる状態です。
成長ホルモンの分泌も盛んに行われ、質の高い睡眠と言えます。
浅い眠りだと、ちょっとした物音で目が覚めたり、脳が起きているので夢を見たりと睡眠の質は低く、成長ホルモンはあまり分泌されません。
ただ寝るだけではなく、質の高い眠りが大切です。
では、どうすれば質の高い睡眠をとれるのでしょうか?
眠りの質を高める方法
下記のようなことに気をつければ、質の高い睡眠がとれるようになります。
・寝る前に筋トレなど激しい運動はしないようにする。
・寝る前はテレビ・スマホ・パソコンを使用しないようにする。
・寝る3時間前は食べないようにする。
・夕方以降に仮眠をとらないようにする。
・日中は体を動かすようにする。
食事
身長を伸ばすためには、バランス良く栄養を摂ることが重要です。
身長を伸ばすためにはカルシウムが必要とよく言われますよね。
たしかに、カルシウムは重要な栄養素ですが、あくまで骨を構成する物質のひとつです。
カルシウムだけ摂取していても身長は伸びません。
カルシウム以外に、たんぱく質が必要です。
成長ホルモンは「良質のアミノ酸」で構成されており、主にたんぱく質が分解されて作られます。
タンパク質は、牛乳やチーズなどの乳製品、納豆などの豆類、白米などの穀類、肉類など多くの食品に含まれています。
その他には、マグネシウム・亜鉛が必要になってきます。
マグネシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です。
骨の健康を保つ役割があります。
ほうれん草や魚に多く含まれています。
亜鉛は、成長ホルモンの働きを活性化する効果があります。
牡蠣や豚のもも肉、大豆、アーモンド、緑茶などに含まれます。
毎日、栄養バランスの整った食べ物を食べるよう努力してみてください。

ただし、砂糖を摂り過ぎるとカルシウムが体の外に出てしまいます。
「コーラを飲むと歯が溶ける」と聞いた事ないですか?
炭酸自体に歯(カルシウム)を溶かす働きはありません。
コーラに含まれる多量の砂糖がカルシウムを溶かすため、そのように言われているのです。
砂糖の入った飲み物を飲みすぎたり、甘い物の食べすぎには注意してください。
運動
運動は成長ホルモンの分泌を促します。
また、身長が伸びる要因である「骨端線」を刺激し、身長を伸ばすのを助けてくれます。
さらに適度な運動は睡眠の質も上げてくれます。
運動するとお腹が空くので、食欲がアップし栄養素を取り入れやすくなります。

ただ、運動の中でも「身長が伸びやすい運動」と「成長の妨げになる運動」があります。
それぞれ見ていきましょう。
身長が伸びやすい運動
①全身を使う運動
全身の筋肉を均等に使うため、全身の骨に刺激を与えることが出来ます。
②縦に身体を伸ばす運動
縦に身体が伸びる運動は、骨にある骨端線に縦方向の刺激を与えることが出来ます。
これにより、骨端線が伸びる助けになります。
③筋肉への負担が小さい運動
成長期に筋肉への負荷が大きい運動をすると、成長の邪魔をすることがあります。
筋肉に負荷がかかりすぎると、筋肉が傷つき身長が伸びる妨げになります。
一方で適度な筋トレは成長ホルモンの分泌を盛んにしてくれます。
身長の伸びをサポートしてくれますよ。
以上のポイント3つをふまえるとおすすめの運動は次のものです。
・水泳
・バスケットボール
・バレーボール
・ぶらさがり運動 など
成長の妨げになる運動
一か所に重い負荷をかけるような運動は控えてください。
ハードな運動は、成長の妨げになります。
身長を伸ばす妨げになるため、控えた方がいい運動は次の物です。
・重量挙げ
・うさぎ跳び
・過度な筋トレ など
まとめ
身長が伸びるのは、骨端線という柔らかい骨が伸びているからなのですね。
男子で17歳~18歳、女子で15歳~16歳ぐらいまでは身長が伸びるとされています。
高校生になっても身長が伸びる要素はあります!諦めないでくださいね。
身長が伸びるためには成長ホルモンが必要です。
成長ホルモンの分泌を盛んにするには、睡眠・食事・適度な運動が大事です。
運動して良く食べ、質の良い睡眠がとれるように心がけてくださいね。
適度な運動ですよ!激しく、筋肉に負荷がかかるような運動は逆効果なので注意してください!
規則正しい生活をすることが、身長を伸ばす近道かもしれませんね。