犬が喉を詰まらせたときの対処方法!どう予防すべき?
大切な愛犬が、喉を詰まらせてしまった!
そんな時、あなたは正しく対処できますか?
もし、愛犬が喉に食べ物を詰まらせてしまったら、あなたはどう対処しますか?
そう言えば、今まで食べ物を喉に詰まらせた事ないから考えてもいなかったという方もいるかもしれませんね。
自力で吐いてくれて、なんとかなることもあります。
ただ、苦しそうにしているわんちゃんを一刻も早く助けてあげたいですよね。
もしもの時に備えて、犬が食べ物を喉に詰まらせた時の正しい対処方法を知っておきましょう。
また、喉に詰まらせないための予防策も重要です。
そこで、犬が喉を詰まらせた時の対処方法、犬が喉に詰まらせやすい食べ物、喉を詰まらせたないための予防策を紹介します!
犬が喉を詰まらせた時の対処方法
もし、わんちゃんが喉を詰まらせてしまったら!
そんな時の正しい対処方法を紹介します。

①まず犬の体を出来るだけ固定します。
近くに人がいる場合は、犬が動かないようにしっかりと押さえてもらいましょう。
②犬の口を開け、手で舌を引き出します。
③懐中電灯で口の中を照らし、異物が引っかかっていないか確認します。
④もし異物が見えるようであれば、ピンセットなどでゆっくり取り出してあげましょう。
ピンセットで異物を取り出す事が無理な場合は以下の対処をしてください。
小型犬・中型犬

足の付け根を持ち、逆さまに持ち上げます。
何回か上下させるか、背中を手のひらで強めに叩きます。
大型犬

逆さまに持ち上げますが、体全体を持ち上げるのは無理です。
前足は地面か椅子に置いたまま、後ろ足を持ち上げ犬の体を傾けます。
二人いる時は、一人が後ろ足を持ち上げ、もう一人が背中を平手で強めに叩きます。
もし自分一人しかいない時は、床の上に横向きに寝かせます。
肋骨の下をグッと押すようにします。
もしも呼吸困難になっている場合は、とにかく気道の確保が最優先です。
ボールペンの後方の丸い部分や細長い棒などを口から入れ、異物を胃の中に押し込む対応も必要になってきます。
犬が喉に詰まらせやすい食べ物とは?
犬が詰まらせやすい食べ物ってあるのでしょうか?

鶏や魚の骨、ナッツ類、こんにゃくなどです。
また、犬用のガムやジャーキー、ドックフードも意外と喉に詰まらせやすいです。
多くの犬の場合、弱肉強食の本能があるためか早食いで、よく噛まずに飲み込むようにエサを食べています。
その食べ方だと、肉や魚に骨があった場合とても危険です。
特に、鶏肉の骨は噛むと斜めに裂け、先が鋭利なナイフのようになります。
もし骨を飲み込んでしまった場合は、犬の食道や内臓に刺さって傷をつけてしまいます。
骨以外でも、犬はよく噛まずに食べるので、食べ物を喉に詰まらせやすいです。
十分気をつけてあげてくださいね。
喉に詰まらせないための予防策
どうしたら食べ物を喉に詰まらせないよう予防できるのでしょうか?

鶏や魚の骨は、圧力鍋などでくたくたになるまで柔らかく煮るようにします。
ナッツ類やこんにゃくなどは、細かく刻んで与えましょう。
また、早食いをしないようにするのも大切です。
早食いは食べ物を喉に詰まらせる原因となります。
早食いを防止する方法を紹介します。
ペットボトルを使用

犬用の皿を使用する代わりに、カラのペットボトルを使用します。
350mlくらいのペットボトルの中にドッグフードを入れ、フタを閉めずに与えます。
少しずつしか出ないので早食い防止になりますよ。
早食い防止用のお皿を使用
お皿にデコボコの凹凸があるので、早食い防止になります。
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まとめ
犬が喉を詰まらせた場合、異物が確認出来たら取り出してあげましょう。
喉に詰まった食べ物を確認出来ない場合は、逆さまにして背中を叩いて吐き出す手伝いをします。
骨やナッツ類、こんにゃくは詰まらせやすいです。
わんちゃんに与える時は小さく刻んだり、柔らかくなるまで煮てあげましょう。
犬はその習性からどうしても早食いをしてしまうので、よく噛んでいません。
そのため、食べ物を喉に詰まらせてしまいます。
早食い防止のお皿を活用するのも良いと思います。