七五三お祝いの相場!甥・姪・孫で違う?渡す時期やマナーは?
親戚の子供が七五三らしい。
お祝いの相場はいくらぐらい??
お祝いを渡すときのマナーとかもあるのかな?
親戚の子供の七五三にお祝いをあげようと思っている。
七五三のお祝いの相場はいくらぐらいなのかな?
多くても少なくても失礼になりそうだし、周りの親戚と金額を合わせた方がいいの?
11月が七五三だけど、お祝いを渡すのも11月でいいのかな?
七五三のお参りの前に渡すべき?それともあと?
表書きやのしなど気を付けるべきマナーがあれば知りたい!
そこで、七五三お祝いの相場、お祝いを渡す時期、注意すべきマナーを紹介します!
七五三はそもそも何を祝うの?
そもそも七五三とは何を祝うイベントか知っていますでしょうか?

七五三とは、子供の成長の節目になる3歳・5歳・7歳にこれまでの成長を祝い、今後の健康を願う日本の伝統的な行事の事です。
昔は乳幼児の死亡率が高く、3歳まで健康に育つことが大変な喜びだったそうです。
それと同時に、3歳で言葉を理解し、5歳で知恵がつき、7歳で永久歯が生えてくるといった発育の節目でもあることから、七五三のお祝いが行われてきたと言われています。
江戸幕府5代将軍綱吉が長男の健康を願い、祈祷を捧げたのが始まりのようです。
七五三のお祝いする年齢は男女で違います。
それぞれの年齢とお祝いの内容、意味について紹介しますね。

3歳
男女ともにお祝いします。
江戸時代には子供の産毛を剃っておくと将来は健康な髪が生えてくると信じられていました。
そのため、男女問わず3歳までは坊主にする習慣がありました。
3歳になり髪を伸ばし始める「髪置きの儀(かみおきのぎ)」を行います。
5歳
男の子のお祝いをします。
人生で初めて袴を着用する「袴儀(はかまぎ)」を行います。
江戸時代、袴は武士が公の場で身に着ける盛装(せいそう)でした。
この儀式は幼い少年にとって、男として社会の一員になるという意味合いを持っています。
正式な晴れ着としては、袴を着用するほか、紋付と羽織も着用します。
7歳
女の子のお祝いをします。
着物を結んでいた付け紐から、成人と同じ丸帯を付け始めます。
女性として社会の一員となるという意味合いがあります。
「帯解(おびとき)」と呼ばれます。
なお、地域によっては、男の子は5歳しかお祝いしないところもあります。
七五三お祝いの相場は?
七五三のお祝いの相場はいくらぐらいなのでしょうか?

七五三を迎える子供とあなたの関係によって相場が異なります。
あなたの立場 | 相場 |
近所・知人 | 3000円~5000円 |
親戚(甥・姪) | 5000円~10000円 |
祖父母 | 10000円~数万円 |
深い付き合いのある近所の子供さんが、七五三を迎えお祝いを贈りたい時は3000 円~5000円が相場です。
祖父母の場合、品物を贈ったり、七五三の費用を負担する場合もあります。
それほど親しくない親族の場合、お祝いを贈らない人も最近は多いようです。
お祝いはいつ渡す?注意すべきマナーは?
七五三のお祝いを渡す時のマナーを紹介します。

お祝いを渡す時期
もともと11月15日に神社に参拝する習わしがあった七五三。
最近ではあまりその日にこだわらず、10月中旬から11月15日前後で家族が都合の良い日を選んで参拝する方が多いようです。
ですので、お祝いを渡す場合は、11月1日から11月15日の間に渡すのが一般的です。
お祝い当日はバタバタしている事もあるので、前日や前々日までに渡すと良いでしょう。
表書き・のし
お祝いを渡すときはのし付きのご祝儀袋を選びましょう。
関西ではあわじ結び、それ以外の地域では花結び(蝶結び)の水引を選びます。

ご祝儀袋の表書きは次のようになります。
○全年齢共通
七五三御祝、または祝七五三
○3歳
賀御髪置、または御髪置御祝
○5歳
賀御袴着、または御袴着御祝
○7歳
賀御帯解、または御帯解御祝
もし品物をお祝いとして贈る場合は、次の点に気を付けて選んでくださいね。
・子供の成長に合ったものか。
・子供の好みに合ったものか。
・両親が用意するものとかぶらないか。
それでも迷う時はパパやママの希望を聞いてお祝いの品を選ぶのがおすすめです。
カタログギフトや金券など、受け取り手が品物が選べるものがいいかもしれませんね。
まとめ
七五三のお祝い、自分は遥か昔だったなと懐かしく思いました。
当時は七五三の意味を知りませんでしたが、それぞれのお祝いに意味があったのですね。
子供の成長の節目にお祝いをするのは、いつの時代も子供は大切な宝物なのですね。
と言っても、我が家の息子(1歳)は、いたずらばかりして、いつも怒られていますが・・。
七五三のお祝いの時はもう少し大人になってくれていると有り難いです。
七五三のお祝いの金額の相場は、関係性もありますが甥や姪の場合は5.000 円~10.000 円、孫の場合は10.000 円~数万円です。
もし、親戚の方と金額を合わせたい時などは、事前に聞いてみるとよいでしょう。
お祝いを渡す時期は11月15日までに渡すようにしましょう。
祝儀袋の表書きも年齢によって違いますが、全年齢共通の「七五三御祝」は覚えておくと便利ですよ。