灘のけんか祭り2016!日程や注意点!安全な穴場スポットは?
喧嘩祭りとして有名な灘の喧嘩祭り。
何度か事故も起きているらしいけど、見学するのに安全な場所はないの??
兵庫県姫路市で開催される灘の喧嘩祭り。
過去には事故も起きているらしい。
それでも毎年激しいお祭りです。
なんで喧嘩するようになったの?
そもそもどういうイベント?
見学に行って巻き込まれるのも嫌ですよね。
出来れば安全な場所で見学したい!
そこで、灘の喧嘩祭りの見所、今年の日程や開催場所、見学時の注意点、安全な穴場スポットを紹介します!
灘の喧嘩祭りとは?見所は?
灘の喧嘩祭りとはどんなお祭りなのでしょうか?

灘の喧嘩祭りとは、兵庫県姫路市白浜町の松原八幡神社で行われる「松原八幡神社秋季例大祭」のことです。
通称「灘の喧嘩祭り」と呼ばれます。
兵庫県と姫路市の重要無形民俗文化財にも指定されています。
来場者数は15万人以上にもなります。
松原八幡神社の歴史は古く、11世紀頃には例祭の原点と言える「放正祭」が行われていました。
現在の喧嘩祭りの様式になったのは、明治維新頃からだと言われています。
灘の喧嘩祭りでは、3基の神輿と7台の屋台が市内南東部の白浜町界隈を練り歩きます。
死傷者が出るのも珍しくない迫力のある喧嘩祭りとして、播磨地方を代表する秋のイベントです。
見所
重要無形民俗文化財にも指定されている灘の喧嘩祭りですが、見所はどこなのでしょうか?

灘の喧嘩祭りは、宵宮と本宮でそれぞれ異なった見所が存在します。
宵宮
松原八幡神社を中心に行われる宮入と宮出しが見所です。
宵宮では、白浜町7村を代表する7台の屋台が、各地区から松原八幡神社へ集い境内でお祓いを受けます。
神社に集まった7村の練り子達は、「ヨーイヤサーヨーイヤサー」の掛け声と共に神社の楼門前や境内で、屋台を高く掲げ屋台同士で練り合います。
本宮
本宮では、先に6地区の屋台が宮入した後、毎年交代で務められる練り番と呼ばれる最後の1地区により、宵宮には出ていなかった3基の神輿が担ぎ出され、門前で激しくぶつかり合う「神輿練り」が行われます。
その後、神社から約1キロの場所にある御旅山の麓に場所を移し、練り場というすり鉢状の地形を利用した観覧場所で、3基の神輿と7台の屋台による練り合わせが行われます。
神輿や屋台を壊せば壊すほど、神様が喜ぶとされています。
2016年の日程・開催場所は?
灘の喧嘩祭りの最新情報を紹介します。

日程
○宵宮
10月14日(金)
11時~16時30分
○本宮
10月15日(土)
9時~17時40分
開催場所
○松原八幡神社(兵庫県姫路市白浜町甲399番地)
○御旅山周辺
アクセス
松原八幡神社へ
山陽電車「白浜の宮」駅から南へ徒歩5分
※祭り当日は直通特急・特急も「白浜の宮」駅に臨時停車します。
御旅山へ
山陽電車「妻鹿」駅から南西方向へ徒歩10分
山陽電車「白浜の宮」駅から西へ徒歩15分
有料チケットはある?
灘の喧嘩祭りには有料桟敷席が存在しますが、一般には販売されていません。
地元の人限定でしかも抽選のみです。
地元に知り合いがいない限り入手は不可能と言われてます。
見学時の注意点は?安全な穴場スポットはある?
灘の喧嘩祭りを見学する際の注意点を紹介します。

注意点
灘の喧嘩祭りでは、遠慮なく神輿がぶつかり合います。
神輿がぶつかる様子は勇ましく、見所でもあります。
しかし、過去には神輿同士に挟まれ、頭を打った男性が死亡した事件もあります。
見物する際は、絶対神輿や屋台に近づかないようにしてください。
穴場スポット
過去には死亡された方もいらっしゃる灘の喧嘩祭り。
安全な穴場スポットはあるのでしょうか?
特大テレビの前
地元姫路ケーブルテレビが、祭り全体をカットなしで放送します。
桟敷席近くに設置される特大テレビ画面の前なら安全かつ、無料で間近に鑑賞できますよ。
御旅山頂手前の広場
日程2日目は御旅山の麓にある練り場で練り合わせが行われます。
練り場に近い桟敷席は一般客は立ち入り禁止ですが、山頂の手前まで登って見物するのがおすすめです。
限られたスペースのうえ肉眼では見づらいので双眼鏡を持参しましょう。
早めに場所取りしてくださいね。
また、山頂の御旅所では、山を登ってきた屋台が待機して、全ての屋台が揃うまで休憩します。
屋台を間近で見学出来る穴場になります。
まとめ
神輿を激しくぶつけ合う灘の喧嘩祭り。
動画をご覧の通り、神輿同士がかなり激しくぶつかります。
担ぎ手の人も多いですね。
神輿や屋台を壊せば壊すほど、神様が喜ぶとされています。
残念ながら有料チケットは、地元の人で、しかも抽選に当たらないと手に入りません。
安全に見るなら穴場スポットで見学してくださいね。
くれぐれも神輿に近づかないようにしましょう。
安全な場所からお祭りを楽しみましょう!