こたつの電気代は?エアコンより安い?節電するポイントは?
冬になると、こたつの出番!
エアコンやホットカーペットと比べて電気代って安いのかな?
寒くなると、恋しくなるのがこたつですよね!
こたつの中に入ると、暖かくてなかなか出れません。
でも、ずっと付けていると気になるのが電気代!
こたつの電気代ってどれくらいなのでしょうか?高い?安い?
冬は、エアコンやホットカーペットなど他の暖房器具も使用している家庭もあると思います。
それらと比べて、こたつの電気代は安いものなのでしょうか?
たとえこたつの電気代が安いとしても、電気代はできるだけ抑えたい!
そこで、こたつの電気代、他の暖房器具の電気代との比較、こたつの電気代を節約するポイントを紹介します!
目次
こたつの電気代はいくら?
こたつの電気代はいくらぐらいなのでしょうか?

電力会社との契約内容や1kwhの単価などによって電気代は変わってきます。
ここでは、東京電力の従量電灯1kwh19.43円で計算した場合の電気代を紹介します。
なお、1ヶ月の電気代は1日6時間、30日使い続けた場合の値段です。
こたつ | 1時間 | 6時間 | 1ヶ月(30日) |
600W | 3.8円 | 23.3円 | 699.4円 |
こたつの電気代は1時間で約4円です。
思っていたより安い料金ですよね。
次は他の暖房器具などと比較してみましょう。
他の暖房器具と比べてどれくらい安い?
冬の暖房器具はこたつ以外にもエアコンやホットカーペットなどがありますよね。
こたつの電気代は他の暖房器具と比較して安いのでしょうか?

エアコン
エアコンの電気代に関してですが、正確な数字は算出できません。
商品や部屋の広さ、外気との温度差、部屋にいる人数などで変わるためです。
ここでは、2014年に発売されたシャープのプラズマクラスターエアコンで計算しています。
1kwh19.43円の計算です。
エアコン | 1時間 | 6時間 | 1ヶ月(30日) |
6畳タイプ | 3.4円 | 20.5円 | 617.3円 |
8畳タイプ | 3.8円 | 23.3円 | 700.1円 |
10畳タイプ | 4.2円 | 25.6円 | 768.0円 |
14畳タイプ | 7.2円 | 43.2円 | 1298.0円 |
18畳タイプ | 10.0円 | 60.1円 | 1803.8円 |
8畳タイプのエアコンで1時間約4円です。
エアコンを点けたばかりで、部屋が暖まっていない場合は電気代がもっと高くなります。
ホットカーペット
電気カーペットの電気代は、大きさによって異なります。
また、メーカーや商品、発売年数によっても多少変わります。
ここでは、1.5畳・2畳・3畳タイプで計算しています。
1kwh19.43円計算です。
ホットカーペット | 1時間 | 6時間 | 1ヶ月(30日) |
1.5畳タイプ(中) | 3.4円 | 20.9円 | 629.5円 |
1.5畳タイプ(強) | 5.0円 | 30.3円 | 909.3円 |
2畳タイプ(中) | 4.4円 | 26.8円 | 804.4円 |
2畳タイプ(強) | 6.4円 | 38.4円 | 1154.1円 |
3畳タイプ(中) | 7.1円 | 43.1円 | 1294.0円 |
3畳タイプ(強) | 9.5円 | 57.1円 | 1713.7円 |
全面を温めるか、半分だけ温めるかでも電気料金が変わります。
ハロゲンヒーター

カーボンヒーターや電気ストーブとも呼ばれるハロゲンヒーター。
こちらも寒い冬には欠かせません。
エアコンのように、設定温度に部屋が温まれば自動で省エネモードになればいいのですが、電気ストーブは付けている間ずっと同じ電気代が消費されてしまいます。
こちらも1kwh19.43円で計算しています。
ハロゲンヒーター | 1時間 | 6時間 | 1ヶ月(30日) |
400W | 7.7円 | 46.6円 | 1398円 |
600W | 11.6円 | 69.9円 | 2097円 |
900W | 17.4円 | 104.9円 | 3147円 |
1000W | 19.4円 | 116.5円 | 3495円 |
1200W | 23.3円 | 139.8円 | 4194円 |
ハロゲンヒーターは400W、600Wあたりを使用する方が多いと思います。
その場合、1時間で約10円程度です。
様々な暖房器具の電気料金を算出してみました。
エアコンは8畳タイプを1時間使用した場合、約4円です。
ホットカーペット3畳タイプを温度設定「強」で使用した場合、1時間約10円です。
ハロゲンヒーターは600Wタイプを1時間使用した場合、約10円となります。
こたつの電気代は1時間あたり約4円です。
エアコンと同じくらいの料金だと思うかもしれませんが、エアコンは点け始めの部屋が暖まっていない時や外気温との差で、かかる電気代が変わります。
1時間あたりの電気代は、やはりこたつが一番安く済みます。
こたつの電気代を節約するポイント
こたつの電気代が安いとして、他の電化製品も日々使用するのでなるべく節約したいですよね。
こたつの電気代を節約するポイントを紹介します。

温度設定
こたつをつけ始めたうちは、設定温度を「中」にしておき、こたつ内が暖まったら「弱」に切り替えると消費電力が抑えられ節電になります。
また、家族がいる方は、一緒にこたつに入りましょう。
入る人数が多いと人の体温やぬくもりが、こたつ内の温度を高くします。
そのため、設定温度を「弱」にしても十分暖まることができます。
上半身が寒い時は重ね着をしましょう。
外気を入れない
なるべくこたつの中に外気を入れないようにしましょう。
こたつ布団を大き目のものにして、めくれないようにすると保温効果も継続されます。
人が出入りすると、こたつ内が寒くなる経験した事ないですか?
外気が入るとこたつ内の温度も下がるので、外気が入らないように注意してください。
湯たんぽを入れる

こたつの中に湯たんぽを入れるのも効果的です。
湯たんぽの暖かさもあるので、こたつの設定温度を低めにすることが出来ます。
ラグマットや断熱シートを活用
こたつをフローリングの上に直接置くと、温まった空気が冷たい床からどんどん逃げます。
そうすると、暖房効率が落ち電気代の無駄になります。
こたつの暖房効率を上げる為に、こたつの下はカーペットやラグマットを敷きましょう。
もっと暖房効率を上げたい方は、カーペットやラグマットの下に断熱シートを敷くと、より暖房効率が上がります。
まとめ
こたつの1時間あたりの電気代は約4円となります。
他の暖房器具と比べて安い金額です。
でも、冬の厳しい寒さ、こたつだけでは心細いと思うのは私だけでしょうか・・。
部屋を暖める最初のうちはエアコンとこたつを併用し、暖まったらエアコンを切ったり、電気カーペットを半分だけ使用したりなど、他の暖房器具も上手く活用してくださいね!
こたつの電気代を節約する方法ですが、外気を入れないようにしたり、カーペットや断熱シートを上手く活用しましょう。
電気代の節約を気にして風邪をひいたら、治療費の方が高くつく結果になるかもしれません。
ほどよく節約してくださいね。