金縛りの原因は?メカニズムや解き方を紹介!予防できる?
目が覚めているのに、体が動かない!
これって金縛り??なんで金縛りになるの?
金縛りが起きたことありますか?
私は1回だけあります。何とも言えない怖さがありました。
体は動かせないけど、意識はハッキリしているから、余計に怖かったです。
特に霊感があるわけでもないし、なぜ起きたのか分かりません。
なぜ金縛りは起きるのでしょうか?
霊に取りつかれてるとか、幽体離脱しているとも聞いた事がありますが、実際はどうなのでしょうか?
私のように1回だけなら良いですが、中には何度も金縛りにあう方もいます。
金縛りになる原因があるのかもしれませんね。
金縛りになったら怖いし、できるなら予防したいですよね。
そこで、金縛りの症状やメカニズム、金縛りの原因、金縛りの解き方や予防策を紹介します!
金縛りの症状やメカニズム
まずは、金縛りの症状やメカニズムを見ていきましょう。

金縛りは、起きている間ではなく「眠っている時に起こる」事を覚えておきましょう。
意識がハッキリしているため、目が覚めている間に金縛りになっている気がしますが、それは違います。
金縛りのメカニズム
睡眠には、レム睡眠とノンレム睡眠の2種類あります。
通常、私たちは下記の順番で眠りに入っていきます。
①ノンレム睡眠
深い眠りで、脳は眠っていて体が起きている状態です。
②レム睡眠
浅い眠りで、脳は起きていて体が眠っている状態です。
しかし、睡眠不足や疲労、ストレスなどの理由で睡眠のリズムが崩れ、この順番が反対になってしまう事があります。
浅い眠りのレム睡眠から眠りに入ると、脳は起きている状態にも関わらず、筋肉は緩んで力が入らず動かない状態となります。
このレム睡眠の最中に、何かのはずみで意識が覚醒すると、どうなると思いますか?
筋肉は緩みきっているので、たとえ脳から「体を動かせ」という指令が出ても動かすことは出来ません。
これが金縛りのメカニズムです。
金縛りの症状
金縛りは人によって様々な症状があります。
よくある症状を紹介します。
・意識があるのに体が硬直して手足を動かせない。
・息苦しく呼吸がうまく出来ない。
・目を閉じることが出来ない。
・キーンと耳鳴りがする、幻聴が聞こえる。
・何かが側にいるような感覚がする。
・声を出せない。
・幽霊などの幻覚を見る(これは脳が作り出した幻覚です)
金縛りの原因とは?
脳はある程度覚醒している状態で、体は弛緩している事が金縛りの正体なのですね。
では、金縛りはどういう原因で起きるのでしょうか?

仰向けで寝る
仰向けで寝ると、体の筋肉が緩みレム睡眠から入眠してしまう可能性があります。
そのため、金縛りを起こしやすくなります。
睡眠時間が不規則
徹夜続きなどで睡眠不足の状態、逆に10時間以上寝る「寝過ぎ」、日中の昼寝も睡眠のリズムを崩す原因になり、金縛りを起こしやすくなります。
精神的ストレス

精神的なストレスは、不眠や睡眠のリズムを崩しやすく、金縛りが起こりやすくなります。
疲れ
体が疲れている状態は睡眠のリズムを崩しやすいです。
慣れない運動を始めた頃は、体が極端に疲れ金縛りが起こりやすくなります。
寝る前の興奮状態
脳が興奮したまま入眠すると、脳が起きているレム睡眠から入眠してしまいます。
金縛りを起こしやすくなります。
旅行などの旅先では、興奮してしまうことで金縛りが起こりやすいです。
寝具
掛布団が重すぎる、枕が高すぎる、または低すぎるなど、ぐっすりと眠れず金縛りの原因になります。
金縛りの解き方は?予防出来る?
金縛りになってしまった!
そんな時の金縛りの解き方を紹介します。

金縛りが起きた時、まずは落ち着きましょう。
無理に抵抗するとパニック状態になり、怖い幻覚や幻聴が現れやすくなります。
金縛りの解き方
体を動かす

手先や足先など、どこか動かせそうな部分があれば、ゆっくり動かしてみましょう。
少しの動作でも、脳に「体が起きている」事を伝えることで、金縛りが解けます。
目を動かす
体が動かない時は目を動かしましょう。
これも脳に体が起きていることを伝えるのが目的です。
深呼吸
焦ると、金縛りが余計にひどくなります。
ゆっくり深く深呼吸をしましょう。
もう一度寝る
実際には夢の中です。
金縛りを気にせずに、もう一度寝てみましょう。

予防方法
できれば、金縛りにあいたくないものです。
金縛りの予防方法はあるのでしょうか?
横向きで寝る
仰向けは金縛りにあいやすくなります。
横向きで寝るようにしてみましょう。
もし、横向きで寝ていて金縛りにあっても、体が転がれば目が覚め、金縛りから開放されます。
睡眠時間の見直し

夜更かしなどを見直し、正常な睡眠バランスに戻しましょう。
睡眠の1サイクルは、ノンレム睡眠とレム睡眠合わせて約90分です。
起きる時間を調整し、目覚まし時計をセットするようにしましょう。
ストレス解消
美味しいものを食べたり、ゆっくりお風呂に入るなど自分に合ったストレス解消を見つけましょう。
疲れすぎない
適度な運動は、ストレス解消になりますよね。
しかし、過度な運動は体が疲れすぎます。
特に、運動を始めたばかりの頃は、激しい運動をしないようにしましょう。
心を落ち着かせる

寝る前に怖い話などを考えると脳が興奮状態になります。
寝る前はリラックスできる音楽を聴く・アロマオイルをたくなどして、心を落ち着かせましょう。
寝具の見直し
枕や掛布団など、自分に合った寝具に見直しましょう。
まとめ
金縛りにあうと焦ってしまいますよね。
金縛りは疲れや睡眠不足によって起こります。
また、寝具があっていないのも原因です。一度自分の寝具を見直しましょう。
もし金縛りに合った時は、ゆっくり体を動かしたり、目を動かしたりして、脳に「起きていますよ」と教えてあげましょう。
ストレス解消をや横向きで寝ることは金縛りの予防にもなるので、試してみてくださいね。