一人暮らしの初期費用・生活費の平均は?節約するコツは?
一人暮らしを始めるにはどれくらい費用がかかるの?
毎月の生活費ってどれくらいなのかな?
4月からいよいよ社会人。
それに合わせて一人暮らしを始めようと思っている。
でも、一人暮らしってどのくらい費用がかかるんだろう?
お給料内でちゃんと生活できるのかな?
一人暮らしの生活費をまかなえるのか不安ですよね。
一人暮らしを始めるには、毎月の生活費に加えて、なにかと初期費用もかかります。
できれば、少しでも節約したいところですよね。
そこで、一人暮らし初期費用の平均、毎月の生活費の内訳や平均、一人暮らし費用を節約するコツを紹介します!
一人暮らしの初期費用の平均は?
一人暮らしを始めようと思っても、タダで出来るものではありません。
初期費用ってどのくらい必要だと思いますか?
一人暮らしの初期費用の内訳と平均金額を紹介していきますね。

部屋を借りる費用
ワンルームの部屋を借りると想定します。
1か月分の家賃
多くの場合、最初の1ヶ月分の家賃は契約時に支払います。
敷金・礼金
最近は敷金・礼金なしという物件もありますが、通常は敷金2か月、礼金2か月です。
どちらかが1ヶ月分という部屋も多いですね。
関西では、保証金という名前で呼んだりもします。
仲介手数料
部屋を紹介してくれた不動産会社に支払うお金です。
家賃一か月分が相場です。
火災保険
基本的に火災保険に加入することになります。
保険料は、平均して約15.000円です。
鍵交換
鍵交換をしなくてもいいと言う方もいると思います。
しかし、何かと物騒な世の中ですので、鍵は交換しておきましょう。
特に、女性は必ず鍵交換をするようにしてください。
費用は約10.000円です。

一人暮らしの初期費用は、借りる部屋の家賃により変わります。
家賃66000円の初期費用
ここでは、家賃の全国平均である66.000円で計算してみましょう。
項目 | 費用(円) |
家賃 | 66.000 |
敷金・礼金 (2か月分ずつ) | 264.000 |
仲介手数料 | 66.000 |
火災保険 | 15.000 |
鍵交換 | 10.000 |
合計 | 421.000 |
家賃が66.000円の場合、初期費用は421.000円になります。
ちょっと高額ですね。
家賃40000円の初期費用
家賃は都心では高くなりますが、地方だともう少し安くなります。
今度は、40.000円の家賃の例を見ていきましょう。
項目 | 費用(円) |
家賃 | 40.000 |
敷金・礼金 (2か月分ずつ) | 160.000 |
仲介手数料 | 40.000 |
火災保険 | 15.000 |
鍵交換 | 10.000 |
合計 | 265.000 |
家賃40.000円の場合、初期費用は265.000円になります。
先ほどの例に比べたら少しは安くなりましたが、高額ですね。
住む場所は焦らず、じっくり探してくださいね。
引っ越し費用

住む部屋を決めたら、次は引っ越し作業です。
家族や友人などに手伝って貰えると、引っ越し費用もかかりません。
ここでは、引っ越し業者に依頼した場合の引っ越し費用を紹介します。
荷物が少ない場合
平均すると、約43.000円になります。
荷物が多い場合
平均49000円です。
生活用品
一人暮らしを始めるなら、家電製品や布団などの生活用品が必要となりますよね。
ここでは、生活用品を一通り揃える場合の金額を見ていきましょう。
家電製品

・テレビ 25.000円
・冷蔵庫 26.000円
・電子レンジ 10.000円
・洗濯機 30.000円
家具
・ベッド 10.000円
・テーブル 5.000~6.000円
・照明 5.000円
その他の生活用品
・布団
・カーテン
・食器
・タオル
・ティッシュ、洗剤、ゴミ箱など
これら全てまとめて、約4万円となります。

家電、家具などを合わせた生活用品の合計金額は112.000円になります。
ただ、家電製品や家具などはピンキリです。
生活用品も良い物を揃えようとすると、もっと費用がかかりますよ。
毎月の生活費の内訳と平均は?
一人暮らしは初期費用だけでなく、毎月の生活費もかかりますよね。
一人暮らしの生活費はどれくらいかかるのでしょうか?

家賃
家賃の全国平均は66.000円です。
食費
平均40.000円です。
外食費用も含みます。
一人暮らしの場合、自炊をしようと思って買い物に行っても、なかなか一人分の食材がありません。
料理上手な人ならば、食材を無駄にせず使い切れるかもしれませんが、一人暮らしにキャベツ半玉でも多いくらいです。
人参やジャガイモも3、4個は多いですよね。
結局、使いきれなかった食材は腐らせて捨ててしまうことが多々あります。(実際私もそうでした。)
また、仕事で遅く帰ると、お弁当や外食になることもありますよね。
光熱費

平均10.000円
電気・水道・ガスは生活に欠かせません。
光熱費の内訳と平均金額は以下の通りです。
・電気 3.000円~5.000円
・水道 2.500円~3.500円
・ガス 3.000円~4.500円
昼間は仕事で不在のため夜のみ使用すると、だいたいこの位の料金になります。
通信費・携帯料金
平均15.000円
・携帯料金 10.000円
・通信費(ネット回線) 5.000円
スマホとネット回線を利用している場合の料金です。
携帯料金は、家族割などを活用すると安く済みます。
交際費

平均20.000円
付き合いで飲みに行く場合、1回あたり4.000円くらいは支出として考えておきましょう。
恋人と毎週デートに行く、毎週飲みに行くなどの場合、交際費はもっとかかります。
日用品・消耗品費
平均3.000円
生活に必要なシャンプーや洗剤、トイレットペーパー、ゴミ袋にかかる金額です。
女性の場合、化粧品代をプラスしてください。
洋服代・美容院代

平均20.000円
私服、下着類、スーツやワイシャツ、靴、カバン、美容院代などを含みます。
毎月洋服を買わないと言う方も多いと思いますが、春夏・秋冬のシーズンごとに私服やスーツ、靴などを購入しますよね。
スーツ2着と私服などの買い物をすると春夏で約10万円かかります。
そうすると、年間で20万円です。
毎月美容院が5.000円かかるとすると、年間の合計は26万円です。
これを月平均にすると21.666円となります。
一人暮らし費用を節約するコツは?
初期費用や日々の生活費など、一人暮らしはなにかとお金がかかりますよね。
一人暮らしの費用を節約するコツをお教えします!

家賃の節約
事前に希望するエリアや間取りに関する家賃の相場を調べておきましょう。
また、相場の物件を何件か見つけたら、物件情報を印刷しておきます。
それを持って不動産屋や大家に交渉しましょう。
もしかしたら、家賃を下げてくれるかもしれませんよ。
家賃が無理でも、礼金などを減額してもらえれば、初期費用の節約になりますね。
食費の節約

スーパーの活用
一人暮らしで仕事が遅くなると、自炊するのは面倒ですよね。
毎日お弁当を作るのも大変です。
でも、できるだけご飯だけは自分で炊きましょう。
コンビニでおにぎりを買うと200円ちょっとです。
一方で、自分でご飯を炊くと、1合で60円から80円くらいで済みます。
安いですよね。
ご飯があれば、あとはおかずです!
スーパーを上手く活用すると、おかず代も節約出来ますよ。
トンカツが食べたいと思っても、食材から買うと、一人暮らしの場合、自炊した方が高くついてしまいます。
そこで、スーパーの閉店間際を狙います。
閉店間際は多くのスーパーでお惣菜が値下げされています。
500円のトンカツが、半額だと200円で買えます。
食材から買うより、はるかにお得です。
毎日お惣菜だと飽きてしまいますが、仕事が遅くなった時などに活用してみてはいかがでしょう。
コンビニをなるべく利用しない
24時間営業のコンビニは、便利なのでつい利用してしまっていませんか?
しかしスーパーに比べると、コンビニの商品は割高です。
ペットボトルのお茶も500mlが150円しますが、スーパーで買うと100円以下です。
お茶以外にもお菓子やお弁当など、コンビニで買うよりスーパーで買った方が安く済みます。
まとめ買いをする

毎日仕事帰りに買い物をすると、余計なものまで買ってしまいます。
そうならない為にも、週1回計画的にまとめ買いをしましょう。
自宅にある食材などを確認して買い物リストを作ってから買い物に出かけると、無駄な物を買わずに済み、節約出来ます。
電気代の節約
電気代の基本料金はアンペアによって決まります。
契約アンペアを40アンペアから30アンペアに変更すると、年間3000円程度節約できます。
一度変更すると、1年間は契約変更ができませんが、一度見直してみると良いでしょう。
水道代の節約

シャワーだけですか?それとも、湯船にお湯を溜めますか?
実は、長時間シャワーを流すより浴槽にお湯を溜めたほうが節約できます。
シャワーを1分間使うと約12リットルの水が流れます。
18分以上シャワーを使用した場合216リットルの水が流れることになります。
一方、150リットル浴槽に溜めて、5分シャワーを使用すると合計210リットルです。
浴槽にお湯を溜めた方が、シャワーを使うより節約出来ます。
日々の生活の中で、節約出来そうな所は見直してみてください。
ただ、あまりにも「節約、節約」と言っていると、窮屈になってきます。
自分が無理なく節約できそうな所を節約するようにしましょう。
まとめ
一人暮らしの部屋を借りる際の初期費用は、家賃66.000円の場合、421.000円かかります。
結構高額な金額ですよね。
家賃によって敷金・礼金などが変わってくるので、部屋を焦って探さず、じっくり検討してくださいね。
また、初期費用として引っ越し代金や家電・生活用品なども必要になります。
一人暮らしは毎月の生活費も結構かかります。
食費が一番かかるようです。外食ばかりするともっとかかる事になりますよ。
そこで、生活費の節約方法を紹介しました。
食費はコンビニに行くのを止めて、スーパーを上手く活用しましょう。計画的に買い物するのもおすすめです。
無理のない程度に節約してくださいね。