新玉ねぎの保存方法!長持ちさせるには?冷凍保存はあり?
サラダなどにして生で食べると美味しい新玉ねぎ。
買いすぎてしまった場合、どう保存したらいいのでしょうか?
新玉ねぎの美味しい季節がやってきますね。
この季節しか食べることができない新玉ねぎ、長く美味しく食べたいですよね。
普通の玉ねぎと保存方法は一緒でいいのでしょうか?
長期保存するために新玉ねぎを冷凍保存するのはあり?
その疑問にお答えしていきます。
新玉ねぎと玉ねぎの違い
そもそも、新玉ねぎと玉ねぎは何が違うのでしょうか?

玉ねぎには大きく分けて3つの種類があります。
黄玉ねぎ、白玉ねぎ、赤玉ねぎの3つです。
・黄玉ねぎ
茶色の皮の玉ねぎで、よくスーパーで売られているものです。
・白玉ねぎ
色が白くて皮が薄いのが特徴です。
・赤玉ねぎ
赤紫の皮の玉ねぎで、よくサラダに利用されている玉ねぎです。
そして、「新玉ねぎ」とは黄玉ねぎと白玉ねぎを早取りして出荷されたものを指します。
黄玉ねぎ・白玉ねぎ
通常、春に種を植えて秋に収穫されます。
日持ちを良くするため、収穫してから1 か月ほど乾燥させて出荷されます。
新玉ねぎ
黄玉ねぎと白玉ねぎの種を秋に植え春に収穫します。
収穫後、すぐに出荷されるのが特徴です。
すぐに出荷されるため、皮が薄く、水分量が多くて柔らかいのです。
新玉ねぎの保存方法!
新玉ねぎは、普通の玉ねぎと異なり出荷前に乾燥させていません。
新玉ねぎに適した方法で保存しましょう。

まず覚えておいて欲しいのですが、新玉ねぎは基本的に長持ちしません。
また、密封された場所と水分に弱い野菜です。湿気があり、空気の逃げ場がない場所に置いておくと、新玉ねぎはすぐに傷んでしまいます。
次に保存方法を説明していきます。
保存方法①
風通しの良い場所に常温保存します。
新玉ねぎの頭の部分をビニールひもで縛って、日の当たらない風通しの良い所で保存してください。
直射日光や熱に弱いので、暖かい場所は避けてくださいね。

保存方法②
新聞紙で新玉ねぎを1つずつ包んで保存します。
この時、しっかり包むと密封してしまうので、優しく、柔らかく包み通気性のよいカゴに入れて保存してください。
上記の方法で約1か月前後もちます。
ただし、湿度や気温によっては1か月もたない場合もありますので、できるだけ早めに消費するようにしてください。
ちなみに、冷蔵庫は温度は低いのですが、湿度が高く、空気の逃げ場がありません。
新玉ねぎを保存するにはむいていないので、くれぐれも冷蔵庫には入れないで下さい。
新玉ねぎは冷凍保存できる?
長期保存といえば、冷凍保存ですよね。
新玉ねぎも冷凍保存できるのでしょうか?

新玉ねぎは冷凍で保存できます。
ただし、冷凍してしまうとクタクタになり食感が悪くなります。冷凍した新玉ねぎは、サラダなど生で食べるには不向きです。
生で冷凍保存する場合
スライスやくし型、みじん切りなどに切ります。使う用途に合わせて切っておくと調理する際便利です。
上記に書いたように生で食べるには不向きなので、解凍後は火を通す料理に使用してください。

炒めて保存する場合
スライスやくし型、みじん切りなどに切ります。軽く炒めるか、あめ色になるまで炒めてあめ色玉ねぎにします。
あらかじめ火を通して冷凍するので、解凍後は料理をする時間を短縮できます。

どちらも、フリーザーパックに入れるか、1回分ずつラップに小分けして冷凍保存しましょう。
新玉ねぎを炒めて保存すれば、長持ちすることもできますし、調理する時の時短にもなりますね。
まとめ
新玉ねぎは、黄玉ねぎ、白玉ねぎを早く収穫して出荷したものだったんですね。
保存方法を紹介しましたが、新玉ねぎはあまり保存には向かない食べ物です。
できれば、美味しいうちに食べてくださいね!