潮干狩り!あさりの砂抜きと保存方法!持ち帰り方もこだわろう
潮干狩りでたくさん採れたあさり。どうやって持ち帰るのがよいのでしょうか?
きちんと砂抜きをしないと食べた時ジャリジャリして嫌ですよね。
潮干狩りで採ったあさりの持ち帰り方を知っていますか?
持ち帰り方法を失敗するとせっかく採れたあさりが死んでしまうこともあります。
なんとか家に持ち帰ったとしても砂抜きをしっかりしないと、ジャリジャリして食事が美味しくないですよね。
潮干狩りでとったあさりの持ち帰り方法や砂抜き方法、食べきれなかった時の保存方法を紹介します。
うまく持ち帰れば、帰りの移動中に砂抜きもできてしまいます!
あさりの風味を損なわない持ち帰り方
家族で協力してたくさん採れたあさり。
家に帰るまでの時間どうやって持ち帰れば美味しさを保てるのでしょうか?

持ち帰り方 海水なし
一般道や電車など、振動や揺れがある移動手段の時に適した持ち帰り方法です。
①採れたあさりを海水で軽く洗い砂を落としましょう。
一緒に入ってしまった小石や、殻が壊れているあさりは捨ててしまいます。
②水道水で貝のぬめりを取ります。
貝の表面には食中毒の原因になる「腸菌ビブリオ」が付着している可能性があります。
手にあさりを数個持ちこすりあわせてぬめりをとりましょう。
あさりは真水につけておくと死んでしまいます。しっかり水を切ってください。
③湿らせた新聞紙に洗ったあさりを包みます。
クーラーボックスの中に保冷剤を入れ、その中に包んだあさりを乗せればOKです。

持ち帰り方 海水あり
車での高速道路など振動や揺れが少ない移動手段の時に適した持ち帰り方法です。
①採れたあさりをきれいに洗います。
ぬめりをとりましょう。
②あさりを海水に浸します。
クーラーボックスなどの容器に保冷材等を入れ、ザルなどで底上げしてからあさりを入れます。
そこに海水を入れます。
あさりを海水に入れて持ち帰るので砂抜きもできます。
ただ、振動や揺れがあるとあさりが容器の中で踊らされてしまい弱ってしまうことがあります。
揺れているとあさりが口を開かないので砂出しできないこともあります。
どちらの持ち帰り方にするかは、帰宅する際の移動手段に合わせて決めると良いでしょう。
あさりの砂抜き・塩抜き方法
家に持ち帰ったらさっそくあさりを調理したいですよね。
どうすればうまく砂抜き、塩抜きができるでしょうか。

あさりの砂抜き方法
用意するもの
あさり、網付きのバット、新聞紙、水1000ml、塩大さじ2
手順
①塩水を作ります。
水1000mlに対して塩大さじ2(約30g)の塩を入れて混ぜて下さい。
海水と同じ濃度の塩水を作りましょう。
②流水であさりを軽く洗います。
貝同士を擦り合わせるように洗ってください。
貯めた水ではなく必ず水を流しながら洗いましょう。
③網付きバットにあさりを並べます。
あさり同士がくっつかないようしてください。
④先ほど作った塩水をあさりがつかるくらい入れます。
完全に浸かってしまうと呼吸ができずにあさりが死んでしまいます。
⑤新聞紙で蓋をして暗くした状態で待ちます。
あさりは暗い環境にすると砂をはきやすいです。
砂抜きの時間ですが、潮干狩りで採ってきたあさりなら一晩おきましょう。
⑥再度流水であさりを洗ってください。
ちなみに、網付きバットはこれです。
砂抜きの後は塩抜きをしましょう。
潮干狩りで採ってきたあさりは必ず塩抜きをしましょう。
潮干狩りで採ったあさりは体内に海水をたくさん含んでいます。そのままではしょっぱくて食べれません。
潮干狩りで採ったあさりは体内に海水をたくさん含んでいます。そのままではしょっぱくて食べれません。
塩抜きの方法
①網付きのバットにあさりを並べます。
あさり同士がくっつかないに並べましょう。水は入れないでください。
②新聞紙で蓋をします。
この状態で1時間ほど放置すれば塩抜きは終了です。
あさりを日持ちさせるための保存方法
一度に食べきれなかった場合のあさりの保存方法を紹介します。

冷蔵庫で保存
しっかりと砂抜きしたあさりを濡らした新聞紙に包み冷蔵庫に保管します。
これで3日間ほどは食べれます。
新聞紙は乾かないよう時々濡らしてください。
冷凍庫で保存
3日間で食べきれないあさりは冷凍保存もできますが風味や食感は落ちてしまいます。
殻付きのまま保存する方法
あさりを水洗いし、約1時間ほど海水を潮吹きさせます。
ジップロック等に殻が付いたまま入れ冷凍します。
殻なしで保存する方法
包丁などであさりをむき身にしてからジップロックに入れて冷凍します。
手間はかかりますが、冷凍庫の場所をとらずに済みます。
まとめ
潮干狩りで採ったあさり。
持ち帰り方法は海水を入れる方法と入れない方法の2つあるのですね。
交通手段によって変えましょう。
しっかり砂抜きと塩抜きをしてみんなで美味しく食べてくださいね!